トヨタ・モビリティ基金、豊田市における2025国際首長フォーラム(International Mayors Forum)に出展
-タイにおける交通事故低減に向けた取り組みを紹介-
2025.10.16
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は、企業の枠を超えて交通事故による死傷者ゼロを目指す取り組み「タテシナ会議」※1の海外分科会の一環として、2025年10月14日(火)〜16日(木)に豊田市で開催された「2025国際首長フォーラム(IMF)」※2に出展し、タイにおける交通事故の削減を目指す交通安全プロジェクト「TRUST(Thailand Road Users Safety through Technology)」を紹介しました。
-
各国からのパネリスト
-
パネル展示
タイでは、2021年の交通事故による人口10万人あたりの死亡者数が25.4人と、世界平均の15人を大きく上回っており、交通安全は深刻な社会課題となっています※3。
政府機関や民間団体が連携して対策を講じてきたものの、事故件数の大幅な減少には至っていません。
その背景には、事故原因を把握するためのデータ基盤や分析手法が十分に整備されておらず、客観的なデータに基づいた対策の立案が求められています。
本プロジェクトでは、車両プローブデータをはじめとする多様なデータを活用し、交通安全の向上に取り組んでいます。
本フォーラムでは、TMFと本プロジェクトを協働するバンコク都庁もパネリストとして登壇し、交通事故削減に向けたタイ現地の取り組みや今後の展望について活発な議論が行われました。
■出展概要
2025国際首長フォーラム
日 時: 2025年10月14日(火)~16日(木)
会 場: 名鉄トヨタホテル
内 容: 交通事故削減を目指す交通安全プロジェクト「TRUST」の紹介
■関連サイト(国連、豊田市公開情報)
[2025] 2025 International Mayors Forum | UN Office for Sustainable Development
2025 INTERNATIONAL MAYORS FORUM
※1 タテシナ会議:毎年交通安全に祈りを捧げる「蓼科山聖光寺夏季大祭」において自動車や関係する業界のトップ役員が一堂に会す機会を活用した交通安全のための会議。2023年には、「海外」を含む5つの分科会が発足
企業の枠組みを超えた交通事故死傷者ゼロに向けた取り組み「タテシナ会議」の活動について|活動内容一覧|一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金
※2 2025国際首長フォーラム(IMF):国連経済社会局(UN DESA)主催の国際会議で、SDGs達成に向けた地域レベルの取り組みを議論する場。2025年10月に豊田市で開催され、約40か国から首長や専門家が参加
※3 出典:世界保健機関(WHO) 「Global status report on road safety 2023」




