Central Finland Mobility Foundation(Cefmof):持続可能なモビリティのための地域密着型リビング・ラボ


トヨタ・モビリティ基金は、フィンランドにおいてカーボンニュートラルの実現、水素を軸にした持続可能なエコシステムの構築に向け活動しているCentral Finland Mobility Foundation(Cefmof)を支援しています。本ページでは、その活動内容をご紹介します。
基本情報
Cefmofは、フィンランド・ユバスキュラ市、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)とトヨタ・モビリティ基金によって2024年1月に設立された、フィンランドの独立系非営利組織です。フィンランド中部を拠点に、持続可能なモビリティ社会と水素エコシステムの実現を目指して活動する地域密着型リビング・ラボとして機能しています。
都市、企業、大学、研究機関などの多様なステークホルダーをつなぎ、実際の地域環境を活用しながら、持続可能なモビリティ技術を探求するための実証や社会実装を推進しています。特に、水素を活用したモビリティや関連インフラの開発・検証に注力しています。また、実証を通じて得られた知見やデータを活用し、持続可能なモビリティソリューションの普及や、水素社会実現に向けた地域エコシステムの発展にも貢献しています。
Cefmofでは、人口約15万人のユバスキュラ市を一つの単位として捉え、地域全体を実証環境として活用することで、水素モビリティやエネルギー技術を実際の生活・交通・インフラ環境の中で検証し、研究開発段階から実社会への導入を加速することを目指しています。また、この取り組みを通じて、今後、他都市へ展開可能なモデルの確立を目指しています。
活動内容
■水素エコシステムの構築
Cefmofはフィンランド中部における持続可能な水素エコシステムの構築を推進しています。地域では、水素の製造から輸送、貯蔵、利用までを含む水素バリューチェーンの形成が進められており、行政・産業界・研究機関と協力しながら、水素社会の実装に向けた取り組みを行っています。
■ アプローチ
Cefmofは以下の方法でモビリティ革新を推進しています。
- 実環境での新技術・サービスの検証
- エネルギーソリューションと輸送技術による低排出モビリティの可能性の探求
- 都市・企業・大学・研究機関の連携促進
- 研究およびデータに基づく開発の支援
■ Cefmofの活動の柱
Cefmofの活動は、「エクスペリエンス(体験)」「イノベーション(技術革新)」「エコシステム」の3つの柱を中心に構成されています。
- Experience
水素や次世代モビリティを実際に体験し、理解や学びを得る機会の創出 - Innovation
新技術・新サービスに関する研究や実証の推進 - Ecosystem
エクスペリエンスの提供およびイノベーションの加速支援を通じて、地域のステークホルダーと協力して持続可能な地域の水素エコシステムを形成
Cefmofは、ファシリテーターおよびエネーブラーとして機能し、プロジェクトの加速と連携強化を通じて、グリーントランジションおよび地域の水素エコシステムの推進に貢献しています。
Cefmof設立の経緯
ユバスキュラ市は、フィンランド中部の湖水地方に位置する人口約15万人の都市です。スポーツ、教育、ビジネス、文化などの分野で中部地域の中心的な役割を担っており、またラリーフィンランドの開催地としても知られています。TGR-WRTは、2015年のトヨタのFIA世界ラリー選手権(WRC)への復帰表明以来、ユバスキュラ市を本拠地に活動してきました。
2023年、TGR-WRTが同市に新たな開発センターを設立するにあたり、豊田章男会長の「地域の一員として、私たちにできることを考えて、モータースポーツを通じてカーボンニュートラルの実現を目指しましょう」との想いで、ユバスキュラ市、TGR-WRTとトヨタ・モビリティ基金が、人と自然が調和したまちづくり推進のための協議を開始。同年8月の基本合意を経て、2024年1月にCentral Finland Mobility Foundation(Cefmof)が設立されました。
その他のCefmofの取り組み詳細や最新情報は、公式ウェブサイトからご覧いただけます。
お知らせ履歴
お問い合わせ
Cefmof お問い合わせフォーム
Email: info@cefmof.org

