一般財団法人トヨタ・モビリティ基金、フィンランド ユバスキュラ市とTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、カーボンニュートラルの達成と持続可能な社会の実現を目指し、現地社団法人Central Finland Mobility Foundation(以下「Cefmof」)を設立(※1)し、活動を進めています。

5月28日・29日の2日間にわたり、Cefmofがフィンランド・ユバスキュラ市においてHydrogen Buildersイベントを開催しましたのでご紹介します。本イベントでは “From Plans to Real Life” をテーマに、水素が計画段階から実用に移行しつつある中、水素開発事業者、企業、自治体、研究機関などの関係者が一堂に会し、水素社会の実現に向けた取り組みの進捗や今後の方向性について議論しました。

Hydrogen Builders Event Photo

会議では、電化が難しい分野における具体的な活用事例として、建設現場やイベント向けのグリーン水素電力供給や、燃料電池と蓄電池を組み合わせたモバイル型エネルギーソリューションが示されました。また、フィンランド初の水素バスの運行事例では、概念実証から運用段階へと移行し、冬季条件での性能、燃料補給、保守の最適化などが進められています。一方で、水素の分配および充填インフラは依然として重要な課題として位置付けられました。

さらに、都市が実証の場として機能する取り組みや国際的な展開についても発表されました。特に山梨県からは、再生可能電力をグリーン水素に変換し産業・輸送などで活用するPower-to-Gasの事例が紹介されるとともに、生産から利用までを含む地域的なバリューチェーンの構築状況が報告されました。こうした事例に加え、複数技術の併用、実証と現場経験の蓄積、産学官の連携など、水素経済の今後の発展に関わる論点が幅広く扱われています。

詳細は、Cefmof記事(英文)をご参照ください。

(※1) 新法人Central Finland Mobility Foundation(Cefmof)設立のお知らせ

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