水素サウナボート完成予想図
水素サウナボート完成予想図

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金、フィンランド ユバスキュラ市とTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、カーボンニュートラルの達成と持続可能な社会の実現を目指し、現地社団法人Central Finland Mobility Foundation(以下「Cefmof」)を設立(※1)し、活動を進めています。

この度、Cefmofがフィンランド初となる「水素サウナボート」プロジェクトを開始しましたのでご紹介します。本プロジェクトでは、交換式水素カートリッジをエネルギー源として活用したサウナボートを開発し、水素利用の新たな可能性を探るとともに、水素を日常生活やレジャーの中で身近に感じられる機会の創出を目指しています。

水素サウナボートは、水上輸送分野における水素利用を実際の運用環境で検証するための実証プラットフォームです。船舶の推進や船内設備の電源として燃料電池を用いて発電を行うほか、サウナの加熱やグリル調理にも水素を直接利用する計画です。エネルギーシステムは交換式水素カートリッジ、燃料電池システム、バッテリーシステムおよび電動推進システムで構成されており、港湾における水素充填インフラが整備されていない環境での活用可能性も検証します。

水素サウナボートの構成
水素サウナボートの構成

また、本プロジェクトは実際の運用環境において新たな水素ソリューションを開発・試験・評価するとともに、水素利用に関する知見の蓄積や新たな用途の発掘を目的としています。安全性にも重点が置かれており、水素検知システムや自動停止機能、換気設計など複数の安全対策を導入しています。現在ボートは建造中で、2026年7月には最初の水上試験が実施される予定です。

詳細は、Cefmof記事(英文)をご参照ください。

(※1) 新法人Central Finland Mobility Foundation(Cefmof)設立のお知らせ

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