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トヨタ・モビリティ基金、 ベルリン市にて高齢者や障がい者が利用しやすい 公共交通サービスの実現を目指すアイデアコンテストを実施

一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation。以下「TMF」)は、ベルリン市において高齢者や障がい者が利用しやすい公共交通サービスの実現を目指すアイデアコンテスト、「Accessible Transport for Berlin Challenge」を実施します。

公共交通サービスを利用する際に、高齢者や身体上の障がいを持つ人々は、乗り換えや駅周辺の移動中等に、困難を感じることがあります。そこで、地域の公共交通の利用促進やサービス向上に取り組むベルリン市交通局(Berliner Verkehrsbetriebe)や、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)等と共に、高齢者や障がい者に優しい公共交通サービスの実現に向けて、世界中からアイデアを募集します。書類選考を通過したチームは、公共交通機関に、自身のソリューションを提案し、最終的に選ばれた6つのチームは、公共交通機関において実証実験を行います。

【Accessible Transport for Berlin Challenge概要】

  • テーマ 高齢者や障がい者が利用しやすい公共交通サービスの実現
  • 選考スケジュール
    ①応募受付:2019年3月11日迄
    ②書類審査:2019年3月末
    ③ソリューション提案:2019年4月10日
    ・選出された6チームへ、以下の実証実験に向けた準備費用を提供
    1位、2位:3,000ユーロ 3位、4位:2,000ユーロ 5位、6位:1,000ユーロ
  • 応募およびコンテストの詳細は公式サイトを参照(英語のみ)
    「Accessible Transport for Berlin Challenge」公式サイトThttps://www.betahaus.com/accessible-transport-challenge

TMFは、2014年8月の設立以来、豊かなモビリティ社会の実現とモビリティ格差の解消に貢献することを目的に、タイやベトナム、インド、ブラジルでの交通手段の多様化や、日本の中山間地域における移動の不自由を解消するプロジェクトへの助成のほか、障害者向けの補装具開発を支援するアイデアコンテストの実施、水素研究の助成、人工知能による交通流最適化の共同研究など、世界のモビリティ分野における課題に取り組んでいます。
今後も、トヨタの技術・安全・環境に関する専門知識を活用しながら、大学や政府、NPOや調査研究機関等と連携し、都市部の交通課題の解消、パーソナル・モビリティ活用の拡大、次世代モビリティ開発に資する研究などの取り組みをすすめていきます。

参考資料

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