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2016学年度 次世代モビリティ・チャレンジ開始

  一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation。以下、「TMF」)と、トヨタ・モーター・ノース・アメリカ株式会社(Toyota Motor North America, Inc. 以下「TMNA」)、非営利組織ネット・インパクトは、昨学年度(※1)に引き続き、2016学年度の次世代モビリティ・チャレンジ(Next Generation Mobility Challenge。以下、「NGMC」)を開始することを発表した。NGMCとは、ミレニアル世代を対象としたモビリティの課題解決のアイディアコンテストであり、本学年度のテーマは「すべての人へのモビリティアクセスの公正な提供」としている。

 TMFのチーフ・プログラム・オフィサーであるラタンドラ・ニュートンは、「モビリティは、社会の全ての人が公正かつ平等な機会を得るために、大きな役割を担うものである。我々は、NGMCを通じ、トヨタのノウハウを共有しながら、全米の学生と共に、社会の不公正に関する問題を解決するための、新たなモビリティ解決策を検討していきたい。我々は、昨学年度のNGMCで、ミレニアル世代の独創的なアイディアに感銘を受けた。本学年度も、どのような素晴らしいアイディアが出てくるのか、非常に楽しみにしている」と述べた。

 ネット・インパクトのリズ・マウCEOは、「我々の活動の狙いは、次世代を担う若者に対して、社会課題を事業価値並びに社会価値を創造する機会として捉えるように刺激することである。今日の若者は、より良い世界を創るということに関して熱意を持っている。NGMCを通じて、事業革新と社会的利益創造が密接に関係していることを体感することで、社会的意義の高い課題に取り組む際に役立つデザイン思考を身につける良い機会であると考えている」と述べた。

 2016学年度のNGMCは、昨年同様、ネット・インパクトの全米15大学(※2)の支部を通して開催される。各大学では、様々な専攻の学生から構成されるチームが、デザイン思考に基づき、モビリティ問題解決のための提案を行う。この際、トヨタの従業員や実業界の専門家、大学教授等が参加し、多様な観点からアドバイスを行う。

 学生の提案は、事業目的、事業内容、実現可能性、独創性、社会的インパクトという観点から評価される。各大学の第1位チーム計15チームに加え、特別追加枠(ワイルドカード)から3チーム、計18チームから、ファイナリストとして3チームが選出される。ファイナリストは、事業化に必要な知識や技術を習得するトレーニングセッションに参加し、提案内容を精査し、内容を確定、その後、同内容を動画にまとめ、オンライン上で一般公開し、閲覧者に評価を受ける。2017年初夏、最終審査を経て、総合優勝チームが選定される。総合優勝チームは、TMNA関連部署でインターンを実施、提案内容を詳細検討・具体化した上で、TMFに最終提案を提出する。TMFは、同提案をTMF事業候補として検討する予定。

※ 1: 昨学年度NGMCの実績
         実施大学数 :15大学
         参加人数 :大学生・大学院生 670名 (在籍大学数:60)
         参加チーム数 :154
         優勝チーム提案内容:視覚障害者の自立的な移動を補助するためのアプリ。
         TMNAパートナーロボット部でのインターンの様子は以下ブログ(英語)参照。

※2: 本学年度の実施予定校は、ジョージア工科大学、テキサスA&M大学、カリフォルニア美術大学、オハイオ州立大学、カリフォルニア州立大学ロスアンゼルス校、インディアナ大学、ノースウェスタン大学、ニューヨーク大学、ヴァージニア大学、ミシガン大学、テキサス大学オースティン校、ハワード大学、ヴィラノーバ大学、コロラド大学ボルダー校、ボストン大学。

 

 

 

 

 

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