フィンランドのユバスキュラ市、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team、トヨタ･モビリティ基金がユバスキュラ市のまちづくりプロジェクト推進のための新法人を設立

フィンランド ユバスキュラ市（※１）とTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team（以下「TGR-WRT」）、一般財団法人トヨタ･モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は、2023年8月３日にまちづくりを推進するパートナーシップ構築に向けた基本合意を受け、本年1月19日にカーボンニュートラルの達成と持続可能な社会の実現を目指し、人と自然が調和したまちづくり推進のため、ユバスキュラ市に新法人Central Finland Mobility Foundation (Cefmof)を設立しました。

*1 フィンランド中部の湖水地方に位置する７番目に大きな都市（人口146,000人）。スポーツ、教育、ビジネス、文化などの分野で同国の中心的な役割を担っており、若者が多く住む

＜概要＞

ティモ･コイヴィスト（ユバスキュラ市長）

2023年夏のLoI（基本合意書）締結を受けて、三者で連携して活動するための礎となる団体を設立できてとても嬉しく思います。ユバスキュラ市を将来におけるカーボンニュートラル社会を構築するパートナーとしてトヨタに選んで頂いたことに感謝しています。ユバスキュラ市は現在、TGR-WRTテクニカルセンターの着工がスムーズに行われるよう最大限の尽力をしています。

春名 雄一郎　(TGR-WRT CEO)

本日、Cefmofが立ち上がり大きな一歩が踏み出せた事を大変嬉しく思います。本件のきっかけは、TGR-WRT会長である豊田章男の理想とする、モータースポーツからカーボンニュートラルという新しい流れを作り出したいとする想いの具現化の一つであり、既にフィンランド内外の各社様から賛同と問い合わせを頂いています。ユバスキュラ市と連携を取りながら、TGR-WRTテクニカルセンターの着工と合わせて、Cefmofが成長していく事を楽しみに思います。

早川 茂（TMF 理事長代行）

2023年のLoI締結を経て、ユバスキュラ市、TGR-WRTと共にユバスキュラのカーボンニュートラルなまちづくりを推進していくためにCefmofを設立できたことを喜ばしく思っております。まずは厳冬期に於いて、市民の皆さまがより良いモビリティをご利用できる支援させて頂くとともに、人と自然の調和に向けて取り組みを推進してまいります。

トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なっています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、TMFを設立しました。

TMFは、誰もが自由に移動できるモビリティ社会の実現に向け、幅広いプロジェクトを通じて世界中の移動課題の解決に取り組んでいます。今後も、トヨタグループが事業活動を通じて培った技術やノウハウを活用し、多様なパートナーとの協働を通して、国連が定めるSDGs（持続可能な開発目標）の考え方にも沿った活動を進めながら、人々が心豊かに暮らせる社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。

今回の取り組みに関連する SDGs の目標：

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