「もっといいモビリティ社会」をつくるアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」
アイデアの社会実装を目指すコンテスト
トヨタ・モビリティ基金（TMF）は、「もっといいモビリティ社会」の実現に向け、さまざまな想いやノウハウを持った人々とともに、異なる3つの部門テーマにおいてアイデアやソリューションの社会実装を目指すアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」を、2022年6月にスタートしました。
TMFではこれまでも、人々が多様な移動手段を活用し、心豊かに暮らすことができるコミュニティづくりを目指して、国内外において様々な活動を実施しています。 今後、こうした活動を発展させていく上で不可欠なイノベーションの促進に向け、本コンテストでは、多様な分野で活動している個人や団体が、新たなアイデアやソリューションで競い合い、選考のステップを経るにつれて活動支援金が増加する仕組みとしています。また、選出されなかった方々が、選考に残った案件を応援することができるなど、本コンテストの参加者同士が繋がり、持続的にイノベーションが生まれるコミュニティをつくりながら、未来にとって価値あるソリューションが生まれ、定着していくことを狙いとしています。
3つの部門テーマでアイデア×ソリューションを募集
「Mobility for ALL ～ 移動の可能性を全ての人に」
モータースポーツに焦点を当て、障がいの有無にかかわらず誰もがモータースポーツ観戦を楽しめるようにするとともに、レース会場への移動の際の道のりを楽しく快適に過ごすためのアイデアやソリューションを募集。2022年10月に岡山国際サーキットで開かれたレースにて実証実験を行うなど、実現に向けた取り組みを進めています。
「Fun＆Safety ～安全かつ最高に楽しい体験を」
大迫力で感動を与えてくれるモータースポーツは、スピードのみならず安全運転においても、超一流の技術が求められます。交通安全を追求する上で、モータースポーツの楽しさをテーマに取り上げます。モータースポーツのノウハウなどを活用した交通安全、地域活性化に向けたアイデアやソリューションを募集するもので、アイデア検討から事業実行まで、福島県二本松市のエビスサーキットで行います。同サーキットには幅広いドライバーの運転技術向上のために工夫を凝らした多くのコースが整備されています。
「Good Life on Earth ～すべての生命が共存できる地球のために」
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部「One Earth Guardians育成プログラム」および一般社団法人HLABとの共催により、気候変動など危機的な状況を迎えている、地球を救う取り組みにチャレンジする高校生・大学生を募集。選考を通過した方には、最先端の研究者からのアドバイス、同じ志を持つ同世代間の交流の機会など、社会実装に向けてさらにプロジェクトを具体化させていくための支援を提供します。
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