バンコクプロジェクト フェーズ2 (移動データ・AIを活用した渋滞問題への取り組み)
狙い
バンコク中心部における深刻な渋滞の緩和策として、通学用シャトルバス運行やパークアンドライド等の交通量低減のための手法による対策を実施。(結果レポートへのリンク)第2フェーズとして、交通マネジメントの観点で活動中。車両の移動データを取得、分析し渋滞の要因やインフラ上の問題点を把握。対応策を講じながら、都市計画にも反映することで、新興国の大都市における共通課題である渋滞緩和に取り組む。
活動主体
タイ運輸省、都庁、首都圏警察、チュラロンコン大学、Grab(ライドシェア)、Waycare(AI解析)、トヨタモビリティ基金
主な施策
- ライドシェア事業者が保有する移動データや、監視カメラを活用し、市内の車両の動きを効率的、正確に把握、統合。AIによる分析により、問題点を洗い出し、解決策を検討。
- 短期目標:渋滞発生を予測し、警察や救急車の対応を効率化。
- 中長期目標:道路インフラや信号制御等の観点での対応策を都市交通計画に反映。
成果・示唆
- 各省庁や事業パートナー、監視カメラからデータを取得し、統合、分析中。 (今後、上記の結果を踏まえ、実証実験に移行)